【Thonnyの使い方】ラズパイでThonnyエディタを使いPythonを使ってみる
これからPythonを使って
プログラミングする時に使うエディタは、
Raspberry Pi に標準に入っている
『Thonny』エディタを使うと良いです。
プログラミングしながら
デバッグするのに扱いやすいです。
ここでは、『Thonny』エディタを使って
プログラミングをしながらデバッグする
方法を紹介します。
『Thonny』エディタを使ってみる

Pythonのコードを書く時、
エディタを使いますが
たくさんの種類があり、
どれを使えば良いか迷います。
標準でインストールされている
使いやすいエディタ
『Thonny Python IDE』を
使っていきます。
Thonny Python IDE
ラズパイOSが起動したら
『Thonny Python IDE』を開きます。
手順は次の通りです。

Thonny Python IDEの起動
①左上メニューのラズベリーのマークを
クリックします。
②メニューから
プログラミング
→Thonny Python IDE
をクリックします。
『Thonny Python IDE』が起動します。
下記の画面が表示されます。

<Thonny Python IDEの画面>
各部の機能
『Thonny Python IDE』は、
上部、中央部、下部に分かれています。

使い方は次の通りです。
上部:プログラムの新規作成
実行、停止などのコマンド
中央部:Pythonコードを書く部分
下部:実行結果を表示
エラー内容の表示
簡単なPythonコードを書いて
実行結果を見てみましょう。
Pythonを使ってみる
『Thonny Python IDE』を使って
簡単なPythonコードを
書いてみます。
Print文 を使い、
実行結果を見てみましょう。
中央部にPythonコードを書きます。

<Thonny Python IDEの画面>
サンプルプログラム
#Pythonプログラミング
print("Let's start with")
(コピーして貼りつけできます)
さっそく実行してみます。
上部の ”Run” をクリックすると
実行されます。

実行結果は下部に表示されます。

<実行結果>
【結果】
Let’s start with
と実行結果が表示されています。
この流れで
Pythonコードを書いていきます。
新規でプログラムを書いて
保存(SAVE)せずに
実行(RUN)した時
プログラムを保存するように
ウィンドウが表示されます。
その場合、新規保存を選択して保存します。
プログラムの保存方法
プログラムを作成した後、
”RUN” 実行する前に
保存します。
保存の方法は
画面上部の”Save”ボタンを
クリックします。

次にファイル名を入力します。
ファイル名は後から見て
わかりやすい名前にします。
今後、ターミナルで実行することも考え
ファイル名は、英数字にして保存すると良いです。

ターミナルを使ったプログラムの実行
ここまでは、
『Thonny Python IDE』を使い
プログラムの実行をしてきました。
次にターミナルからプログラムを
実行する方法を解説します。
ターミナルから先ほど作成した
プログラムを実行してみます。
ターミナルから起動する
左上のラズベリーパイをクリックして
メニューから
『 アクセサリ 』 →『 LX Terminal 』
をクリックします。

ターミナルが開きます。

<ターミナルの画面>
ターミナルから実行するには
実行コマンドを入力します。
先程のファイル名は、
『sample.py』というファイル名で
保存しました。
保存フォルダは、
デフォルトの『 Pi 』フォルダに
保存していますので
そのまま、実行コマンドを入力します。
【実行コマンド】
python3 sample.py
このように入力します。

【実際のラズパイの画面】
コマンド入力後、
”ENTER”キーを押すと
実行されます。
実行結果は、次の画面になります。

<実行結果>
『Thonny Python IDE』と同じ
結果になります。
【結果】
Let’s start with
と結果表示されています。
ターミナルの起動方法は、
今後必要になってきますので
覚えておくと良いです。

